vol.6不動産業と旅行業のコラボレーション「旅行業がもたらす付加価値と可能性」|シマダハウス株式会社

スペシャリストたちの思考

vol.6不動産業と旅行業のコラボレーション「旅行業がもたらす付加価値と可能性」

オーナー担当 島崎 涼太×東京トラベルパートナーズ株式会社 代表取締役 栗原 茂行

PROFILE

シマダハウス株式会社 資産運用事業部 マネージャー 島崎 涼太

シマダハウス株式会社
資産運用事業部 マネージャー

島崎 涼太

マンションデベロッパーで住宅販売や大型分譲地の販売・管理を経て、2012年に入社。
「物件愛」をモットーにオーナー担当業務に奮闘中。

東京トラベルパートナーズ株式会社 代表取締役 栗原 茂行

東京トラベルパートナーズ株式会社
代表取締役

栗原 茂行

大手旅行代理店の法人営業を担当。2016年1月に取引先でもあったシマダグループの一員として独立を決意。法人団体の取扱いと介護施設旅行の取り扱いを中心に事業拡大に励む。

旅行会社が加わることで高まる、入居者様・オーナー様の満足度アップ

旅行会社が加わることで高まる、入居者様・オーナー様の満足度アップ

栗原:東京トラベルパートナーズ株式会社(以下、TTP)の栗原です。2015年末まで大手総合旅行代理店にて法人営業をしており、シマダグループとはオーナー様イベントや毎年の社員旅行の企画運営を約6年間、担当させて頂いておりました。
ご縁があり2016年1月にシマダグループ内において旅行会社を設立する機会を頂き代表を務めております。法人向けの団体旅行と、介護施設向けの「バリアフリー旅行」の企画運営を主な事業内容として推進しています。

島崎:先日シマダリビングパートナーズ株式会社(以下、SLP)の運営する高齢者施設のご入居者様を旅行にお連れしていましたね。普段、なかなか旅行などに行けないご高齢のみなさんはたいへん喜ばれたんじゃないでしょうか?

栗原:そうなんです。バスで江の島に行き、みなさんでしらす丼を食べるという企画でした。バスの乗り降りなどの移動がたいへんでしたが、職員だけでなくシマダグループのスタッフなど、ボランティアが多数参加してくれてお年寄りのみなさんも喜んでいました。
帰りの時間になっても、参加者のみなさんがじっと海を眺め、とても名残惜しそうにされていたことが印象的でした。

島崎:いろんな想いで海を見ていらっしゃったんでしょうね。とても意義のあるツアーですね。
バリアフリー旅行はこれからますます増えていきそうですね。TTPでしかできない、お年寄りに感動と元気を与える、そんな企画を今後も期待しています。
確か栗原さんは、2009年のオーナー様向けイベント“石垣島ツアー”を担当したのが、シマダグループとの最初の関わりでしたよね?

栗原:そうなんです。石垣島までオーナー様をお連れしてグループ運営のホテルにお泊り頂くというたいへんユニークなツアーを担当させて頂きました。

島崎:TTPと連携してシマダハウスならではのオーナー様イベントを一層進化させたいと考えています。グループが保有する施設を活用したツアーとしてどのような企画が提案できますか?

栗原:具体的には、年内にオープン予定の温泉旅館「箱根香山」への宿泊ツアー、そして新たに2つ宿泊施設がオープンする石垣島へのツアー、国内外の不動産物件を巡る視察ツアーなどシマダならではの企画を提案する予定です。
あわせまして、オーナー様のプライベートな旅行の相談にも喜んで対応させて頂きます。担当者にお伝えいただければ旅行会社の我々も一緒にお伺い致しますのでお気軽にご相談ください。

賃貸物件を宿泊施設に用途変更し、収益増を図る

ちゅらククル石垣島

ちゅらククル石垣島

箱根香山

箱根香山

島崎:今年オープン及びリニューアルオープンを迎える「スカイククル 石垣島」と「ちゅらククル 石垣島」ですが、実はマンションのワンフロアを改装し、旅館業登録へ用途変更を行いました。これにより1ヵ月単位の[住む]から、1日単位の[泊まる]に変更し、さらなる収益物件に発展させることができたんです。

栗原:「スカイククル 石垣島」は、マンションの最上階ワンフロアを改装し、石垣島でも有数のラグジュアリーな宿泊施設として2015年に誕生しました。当初はマンスリーとして貸し出しをしていましたが、今年旅館業登録を受ける事ができ、旅行会社のサイトからも宿泊者の需要を取り込むことが可能になりました。同マンションの1階フロアに完成した「ちゅらククル 石垣島」は、スーパーマーケット跡地を改装して簡易宿所の許認可を得ました。シマダグループ初となるゲストハウスとなります。

島崎:この様な新しい宿泊施設がオープンしていく中で旅行会社としては、シマダグループにどの様な関わりができるとお考えでしょうか?

栗原:物件を旅館業登録するという流れの中で、不動産会社と旅行会社は非常に密接な関係を持っております。賃貸物件にお客さんを紹介するのは、もちろん不動産業者の仕事です。しかし同じ物件を旅館業登録した場合には、お客様を紹介するのは旅行業登録業者である私たちが担う事となります。シマダグループとして、賃貸物件でも宿泊施設でもお客様を紹介できる環境とノウハウがあるというのは非常に強みになると考えています。

島崎:先々、オーナー様が保有する物件においても旅館業登録への用途変更という新たな提案と選択肢が広がるかもしれませんね。

収益最大化のための『民泊』制度の活用とは・・・

島崎:最近、airbnbなどが行う「民泊」が注目されています。オーナー様からも空室対策として「民泊」を利用することはできないものかと相談をいただくことがあります。

栗原:旅館業登録への用途変更は「民泊」とはどう違うのか現状をお話します。
「民泊」に関しては現時点では(2016年9月)一部の特区を除いて一般の宅地を1泊単位で繰り返し貸し出しをして利益をあげる手法は、法的には違法となります。実際には全国的に摘発事例も出ています。
今後「民泊」の新法が整備され、その条件に合う宿泊施設として許可が下りた場合、日数制限のなかで行っていく事は可能になるかもしれませんが、現在の法律では難しいというのが実情です。
外国人旅行者の増加に伴い民泊需要が高まる中、民泊に関する最新の情報を常に把握した上でオーナー様に最適なご提案が求められますね。

島崎:時代のニーズに沿って『変態』することはシマダグループが目指していることでもあります。オーナー様の収益につながるビジネスチャンスであれば期待に応えていきたいですね。
TTPが加わることでグループの総合力がますます高まっていきます。オーナー様・入居者様の満足度の一層の向上を目指して連携を強めていきましょう。

不動産業と旅行業。これまで交わる機会が少なかったこの2つの業種ですが、東京トラベルパートナーズ株式会社がシマダグループに加わったことにより、その既成概念が変わろうとしています。不動産オーナー様へのツアーサービスや、不動産業者としての民泊業への対応力。そしてシマダリビングパートナーズ株式会社と紐づくバリアフリー旅行など。不動産と、そこにまつわる様々な事柄の『今』と『これから』を見据えた、さらなるシマダグループの総合力にご期待ください。